外国人教員比率の高い首都圏の大学

 

コロナ禍によって数年間にわたり、志願者の前年割れが続いていた国際系学部や外国語学部において、

志願者数が徐々に増えてきました。

 

そこで、今回は①外国人教員の総数が多い大学 ②外国人教員1人あたりの学生数(少ない順)を見ていきたいと思います。

※『大学ランキング2025』(朝日新聞出版)をもとにしています。

 

①外国人教員の総数が多い大学

1位:早稲田大学/173人

2位:立命館大学/152人

3位:大阪大学/146人

4位:京都大学/127人

5位:東京大学/123人

 

1位の早稲田大学では、特に国際教養学部において主に海外での教育経験のある教員で構成されており、

日本国籍以外の教員や女性教員の比率は1/3を超えています。

 

また2位の立命館大学では、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」に選ばれており、

より国際的に活躍できる人材を育成&支援をしています。

 

立命館大学は2026年4月にデザイン・アート学部(仮称)を設置構想中であり、現在でも16学部21研究科とかなり幅広い学問を学ぶことが可能な大学です。

 

 

②外国人教員1人あたりの学生数(少ない順)※開学3年以内の大学は除く

1位:会津大学/25.6人

2位:国際教養大学/27.9人

3位:宮崎国際大学/30.6人

4位:神田外語大学/38.0人

5位:大阪女学院大学/39.6人

 

1位の会津大学は最大の特色が充実したコンピュータ教育・研究環境にあります。総数はなんと学生数の2.5倍の3,000台近くもあり、全国でもトップクラスの情報を学べる環境です。

 

また英語教育にも力を入れており、教員の約4割が外国人教員とグローバル教育にもかなり力を入れています。

 

 

2位の国際教養大学は、すべての授業を英語で開講していることが大きな特色です。

少人数クラスで行う英語での深い議論を通して、他者の意見を聞き、自分の考えを述べる経験を多くの授業で積み重ねます。

 

また、1年間の留学義務があり、海外の52ヵ国200大学以上の幅広い選択肢があります。

留学中の授業料は、一部の大学を除き、国際教養大学に授業料を納めることで免除されます(住居費、食費、渡航費、保険料、危機管理サービス料等は学生負担)。

 

さらに、留学生の割合も多く約4人に1人が様々な国・地域から来ています。

アジア太平洋地域や欧米諸国はもちろん、中南米やアフリカ大陸からも学生が集います。

 

他にどんな大学が外国人教員比率が高いか、気になった人はスクールマネージャーに聞いてみましょう!