2021年度入試における私立大志願者ランキング

2021年度入試では、大手私立大は軒並み志願者減少という結果になっています。
(学部系統でみると、国際・外国語系の志願者減少が目立ちます)
その理由として、
・少子化による高校卒業生数の減少
・高卒生(浪人生)の減少
・学校推薦型選抜・総合型選抜での年内進学先決定
などが挙げられますが、加えて新型コロナによる影響も大きかったと言えます。
地方では今年はコロナ感染が拡大する大都市圏を避け、地元の大学を目指す受験生が増える形となりました。
また、早稲田大学や上智大学、青山学院大学、立教大学、学習院大学など、新入試への移行に伴い選抜方式を大きく変えた大学・学部も出てきています。
この選抜方式の変更もあり、早稲田大学では49年ぶりに志願者10万人割れと大幅減少、一方で立教大学では約4,000人の志願者増加となりました。
その他に、首都圏で志願者が増えた主な大学は
・上智大学
・学習院大学
・駒澤大学
・千葉工業大学
などが挙げられます。
上智大学・学習院大学に関しては、共通テスト利用入試を新たに導入したことが志願者増加に繋がりました。
駒澤大学では昨年度入試において志願者が激減したという背景から、隔年現象が起こったと読み取れます。
千葉工業大学では、共通テスト利用入試の受験料を無料にしたことで昨年話題となりました。
志望する大学・学部の志願者が今年度入試でどのように変化しているか、スクールマネージャーと一緒に確認してみましょう!
