2023年 データサイエンス学部設置予定大学

今回のテーマは、来年2023年に新たにデータサイエンス系学部・学科を開設予定の大学についてです。
4月時点ではまだ設置構想中となりますが、どのような大学が設置を検討中なのかを見ていきましょう。
数理・AI・データサイエンス系学部への受験を考えていない人も今回の開設により他学部・他学科で募集人員を調整するところもあるので注意しましょう。
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【募集人員:60名】
一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部ソーシャル・データサイエンス学科
(抜粋)
昨今の情報技術の進展に伴い、社会における様々な課題を、従来の社会科学のアプローチで解決することが困難になってきています。一方で、情報技術の進展は我々に膨大なデータの利用可能性をもたらし、大規模なデータを統計学、機械学習、人工知能の技術などを駆使して分析することで、新たな経営課題や社会課題の解決法を提案できる人材が求められています。
一橋大学では、伝統的に強みがある社会科学と、数理・統計教育に基づくデータサイエンスを融合させることにより、社会における情報技術の進展や、いわゆるデジタル・トランスフォーメーションに貢献できる人材を輩出すべく、新たにソーシャル・データサイエンス学部/ソーシャル・データサイエンス研究科(仮称)の設置を構想しています。
【募集人員:100名】
(抜粋)
未来工学部?未来?そう思ったあなたはなかなか鋭い。未来工学が見つめるのは、文字通り「未来」。「未来」を脅かす課題を見極めて、先回りして人や社会のために動き出す学問です。この星が抱える環境問題、生物多様性の問題、食料問題、医療問題、感染症のリスクなど複雑で広範囲な社会課題を解決できる人を育てるために新学部は誕生します。
その時、チカラになるのが「データサイエンス」。未来の課題から逆算して、どんなデータを集め、どう分析し、アクションに繋げていくか。そのプロジェクトの中心にいるのがデータサイエンティストです。
ライフサイエンスの総合大学である北里大学には生命に関するあらゆるデータが日本中、世界中から集結します。それはつまり、生命の真理に核心から迫れるということ。人間を読み解き、世界を、未来をより良く。一緒に未来の課題の解決に挑みましょう。
【募集人員:100名】
(抜粋)
そのデータサイエンスは、人の体と心の健康に貢献できるか。企業や社会、地球の健康に貢献できるか。そして、未来の健康を創出できるか。開設から184年。人々の健康に貢献する人材育成に努めてきた順天堂大学は、新たに工学の領域を取り入れ健康×データサイエンスの新しい学部を開設します。
人の気持ちを思いやる心「仁」を 学是として掲げ、健康総合大学・大学院を志す順天堂大学だからこそ提供できる、医学・医療とスポーツに基づいた「健康」の視点から、健康・医療・スポーツ領域の発展に貢献する「ヘルスデータサイエンティスト」というスペシャリストを育成します。
【募集人員:95名】
(抜粋)
すべての産業がAI・データによって駆動していくこれからの時代、データを読み解き、課題解決に活用する力は必須のスキルとなりました。京都女子大学データサイエンス学部では、社会の多様な課題を発見する感性や、課題解決に向けて適切なデータを収集・分析・活用するスキルを身につけるための文理融合型プログラムを導入します。
また、これらのスキルは、時間と場所に拘束されない柔軟な働き方にも繋がり、ライフイベントの影響を受けやすい女性にとって、これからの社会を生き抜く力、キャリアを支える力になります。社会の持続的発展に不可欠な女性の活躍推進に向けて、行政・企業と連携した人材養成に取り組みます。
【募集人員80名】
(抜粋)
今、社会は大きな変化を迎えています。モノや人、あらゆる場所から集められたデータが新しい製品やサービスを生み出し、私たちの暮らしを変えていきます。その中心にあるのが、データサイエンスの力。アイデアや感性を、データと組み合わせて今までにない価値を創りだしていく。次の時代をつくる、最先端のデータサイエンスの学びが始まります。
以上、滋賀大学から始まり今では多くの大学でこうしたデータサイエンスを学ぶ体制が整えられ始めているので、気になる人はスクールマネージャーに確認してみましょう!
