【一般入試】選抜方式による志願倍率の差

 

10月も間近に迫り、受験直前期が近づいてきました。

 

年々複雑化する大学入試。

 

選抜方式も色々あって、どれを選べばよいのかって自分一人で決めるのは難しいですよね。

 

実は大学によって、入試方式からどんな学生が欲しいかが見ええてくることもあります。

 

今回は東洋大学情報連携学部の例に見ていきましょう。

 

情報連携学部では文系でも理系でも受験出来ることから、下記の通り同じ試験日に複数の選抜方式が実施されます。

 

2/8

一般4教科均等配点 

一般3教科均等配点(英・国・数) 1回目

一般3教科均等配点(文系) 1回目

一般3教科最高得点重視(文系)

 

2/9

一般3教科均等配点(理系) 1回目

一般3教科最高得点重視(理系) 1回目

 

2/10

一般3教科均等配点(英・国・数) 2回目

一般3教科均等配点(理系) 2回目

一般3教科均等配点(文系) 2回目

一般3教科最高得点重視(理系) 2回目

一般3教科数学重視(理系)1回目

 

2/11

一般3教科均等配点(英・国・数) 3回目

一般3教科均等配点(理系) 3回目

一般3教科数学重視(理系) 2回目

 

 

そして方式によって倍率が大きく異なるのですが、上記の選抜方式を受験倍率の低い順に並べてみるとこのようになります。

 

【2.2倍】一般4教科均等配点  2/8

【2.2倍】一般3教科数学重視(理系) 2回目 2/11

 

【3.4倍】一般3教科均等配点(英・国・数) 2回目 2/10

【3.4倍】一般3教科最高得点重視(理系) 2回目 2/10

【3.5倍】一般3教科均等配点(英・国・数) 1回目 2/8   

【3.7倍】一般3教科均等配点(英・国・数) 3回目 2/11

【3.8倍】一般3教科最高得点重視(理系) 1回目 2/9

【3.8倍】一般3教科均等配点(理系) 2回目 2/10

【3.8倍】一般3教科均等配点(理系) 3回目 2/11

【4.5倍】一般3教科均等配点(理系) 1回目      2/9

    

【8.1倍】一般3教科最高得点重視(文系) 2/8

【8.5倍】一般3教科均等配点(文系) 2回目 2/10

【9.2倍】一般3教科均等配点(文系) 1回目 2/8

 

これを見てみると、倍率が2.2倍~9.2倍と大きく異なることが分かるかと思います。

 

そして受験倍率の高い上位3つの選抜方式について、共通する点って何だか分かりますか?

 

 

そうです。

 

文系科目での受験の方式が軒並み倍率が跳ね上がっているんです。

 

そう考えると、東洋大の情報連携学部では理系科目を勉強してきた受験生を強く求めているように感じますね。

 

このように選抜方式によって大学・学部からの隠されたメッセージがあったりもするので、どの入試が自分に相性が良いかをしっかり考える必要があります。

 

大学入試に関して、もし疑問点・不明点がある人はスクールマネージャーに相談するようにしましょう!