福井県立大学・恐竜学部はどんなことを学ぶ?

今回のテーマは、2025年度より新設される福井県立大学の恐竜学部についてです。
国内初の学部ですが、どのようなことが学べるのかを詳しく見ていきましょう。
■恐竜学部の特徴■
・県立恐竜博物館との強力な連携体制
・現場重視:フィールド科学の実践
・国際的視野に立つ教育&研究
・最先端技術による研究
恐竜学部は、福井県の豊かな自然環境を活かし、県を代表する恐竜や地質・古気候学などについて学びます。
他にも、具体的な学びとして、
『化石の発掘』
福井県勝山市北谷恐竜発掘現場での、実践的な化石発掘を行います。
『クリーニング』
発掘した化石を岩石から取り出し、修復・補強します。
『レプリカ標本作成』
石膏や樹脂を使い、実物化石の型取りを行うことで、研究・学習用標本を作ります。
『標本展示』
県立恐竜博物館の職員や教員の指導を受けながら、博物館の展示を自身でデザインし、発表します。
『古生物3Dモデル作成』
実際の化石からコンピューター上で3Dモデルを作り、バーチャル空間で展示・観察を行います。
参考:福井バーチャル恐竜展
といった内容に取り組んでいきます。

■想定される就職先■
各地域における発掘調査、地質調査など現場での活動を通じ、古生物のほか地質・岩石・地形等の学びを深め、都市計画や防災等にも活かせる力を身に付けます。
具体的に、『政策立案・教育・研究分野』:大学や博物館の研究員や教員(理科)など
『デジタル関連分野』:IT関連産業、土質力学・道路測量に関する地質系のデジタル関連産業 など
『観光関連分野』:ジオパークなどの自然関連の観光業(旅行会社、ツアーガイド)、出版業、報道関係 など
『地質関連分野』:地質・土木・建築系コンサルタント、公務員(土木)、ゼネコン等の建設産業 など
以上、いかがでしたか?
気になる大学・学部に関しては気軽にスクールマネージャーに相談しましょう!
