入試本番シミュレーション

2025年度の大学入学共通テストまで、1ヶ月を切りました。
共通テストに限らず、試験前日から当日にかけては、普段とは違った環境、気持ちで臨まなくてはなりません。
事前にシミュレーションし、本番のイメージを掴んでおきましょう。
■ 試験前日
① ‟いつも通り”を保つこと
普段と同じ行動パターンを心がけましょう。
急に心配になって普段とは違う勉強法をするのではなく、いつもの勉強をしつつ暗記の確認などをしましょう。
② 夕食は消化の良いメニューを
前夜や当日朝は、緊張気味で胃腸に負担がかかりやすくなります。
炭水化物など、消化の良い軽めの食事を心がけましょう。
③ 早めに就寝、当日に備える
前日の勉強は、今までで一番使い込んだ問題集などにざっと目を通す程度にしましょう。
勉強は早めに切り上げ、入浴も早めに済ませましょう。
緊張して眠れない場合も、焦らず、目を閉じて横になっているだけでも疲れは取れます。
持ち物の最終チェックも忘れずに!
■ 試験当日
① 早めの起床、朝ごはんもしっかり
遅くとも、試験が始まる3時間前には起床し、頭をスッキリさせましょう。
朝食を摂らないと脳が省エネモードになり、集中力が低下してしまいますので、しっかり食べましょう。
② 出発前に、再度持ち物チェック
服装は、普段着慣れたものがベストです。
会場によっては暑かったり、寒かったりするので、上着など調節できる恰好が良いです。
出発前には再度持ち物チェックをしましょう。
共通テストは、休み時間が長いので、一番使い込んだ問題集を持参するのも良いでしょう。
農のエネルギー源となるブドウ糖補給用として、チョコレートなどを持参する先輩もいました。
③ トラブルやハプニングにも動じないこと。
雨や雪の影響で交通機関が遅れるなどのトラブルも起こりがちです。
少なくとも30分前には会場に到着できるようにしましょう。
会場に着いたら、混雑した時に困らないように、トイレの位置を複数個所把握しておきましょう。
④ 試験前の最終チェック
スマホの電源や時計のアラームをOFFにすることを忘れないようにしましょう。
切り忘れて試験監督に注意されると動揺し、リズムが狂い、力を発揮できないこともあります。
耳栓は試験監督の指示や注意が聞き取れなくなる可能性があるので、お勧めしません。
⑤ 途中で結果を勝手に判断しない
試験が進んでいく中で、結果が不安になる科目が出てくるかもしれません。
ただ、その科目の平均がどうなのかはっきりしない状況で、良かったのか、悪かったのか、勝手に判断しないようにしましょう。
自己採点が終わり、平均点が出て、初めて良し悪しは判断できます。
それまでは、「合計点を1点でも多く取る」ことに意識を集中させましょう。
■ 試験終了後
① 全試験が終わるまで解答速報は見ない
共通テストなど、試験が2日間に及ぶ場合、初日が終わった段階で解答速報を見ないようにしましょう。
良ければ油断する可能性もありますし、そうでない場合は動揺につながる可能性があります。
全試験終了するまで、目の前の問題を1問でも多く解き切ることに集中しましょう。
② すぐに気持ちを切り替える
試験後は、寄り道をしないで、帰宅し、疲れを取りましょう。
翌日からは、次の試験に向けて、気持ちを切り替え、新たなスタートを切りましょう。

試験が近づくにつれ、不安も大きくなっていくかもしれません。
そんな時は無理をせず、スクールマネージャーに相談しましょう。
