併願スケジュール設定のポイント

受験生の皆さんは、ちょうど受験スケジュールを検討する時期になっているかと思います。
そこで今回は、「併願スケジュール設定のポイント」について確認していきましょう。
■併願の目的
① 第1志望校に向けた実戦経験を積む
受験生の生の声として、「受験になれるまで2~3校かかった」というのがあります。
「いきなり第1志望」を設定するのではなく、第1志望にピークを持っていけるスケジュールを組みましょう。
② 「安心材料」を作っておく
事前に、受験をして手応えを掴んでおくことで、安心して第1志望校を受験することができます。
■難易度の設定
幅広い難易度の大学を受験することで、合格校を確保する確率を高めることができます。
以下の基準を参考に組んでみてください。
【目 標 校】 偏差値+5~10程度
【実力相応校】 偏差値±5程度
【実力相応校】 偏差値ー5~10程度
■バランスの良い日程を組む
前述のように、併願スケジュールは「第1志望校にピークを持っていく」ことが重要になります。
以下の3点に留意して、バランスよく日程を組みましょう。
① 日程間隔のバランスに注意する
入試日程が詰まり過ぎたり、開きすぎたりしないようにしましょう。
「連日受験はなるべく避ける」が原則です。理想としては連日は3日間までにしておきましょう。
また、日程が空きすぎてもペースを掴みにくくなってしまいます。
② 徐々に難易度が上がるよう設定する
特に現駅受験生は、受験をしながら学力を伸ばしたり、実戦のコツを掴んだりしていきます。
何度も述べているように、「第1志望校にピークを持っていける」ように、徐々に自信をつけながら受験していくのが理想です。
③ 別方式や共テ利用方式を活用する
受けたい大学の日程が重複したり、連続してしまうことがあります。
その場合は、無理をして詰め込んだりせず、全学部方式や共テ利用方式など、別方式を上手く活用し、バランスを取りましょう。

以上、いかがでしたか?
併願スケジュールについては、スクールマネージャーに相談しましょう!
