基準点以上で必ず合格となる大学

今や選抜方式も大学によって大変様々です。
また、隔年現象などで昨年より難易度が大幅に上がったりする大学・学部も毎年出てきています。
そんな時、「(共通テストや一般選抜で)この点数が取れたら合格を確約します」といった入試制度があると心強いですよね。
今回はそうした合格を保証する制度を設けている大学をご紹介します。
■東京都市大
※クリックするとリンクが開きます
大学入学共通テストにおいて、東京都市大の課す基準点以上で合格となる入試制度です。
理系重点方式と文系重点方式に分かれ、
理系重点方式では「英語」「数学」「理科」を各200点、「国語」「地歴公民」を各100点
文系重点方式では「英語」「国語」「地歴公民」を各200点、「数学」「理科」を各100点
といった配点で、多くの学部が5教科800点満点のうち550点(得点率68%)以上取ることが出来れば合格となります。
※建築都市デザイン(建築)・情報工は合格となる基準点が580点(得点率73%)、都市生活学部は560点(70%)。
今年から新しく設置された前期6教科基準点型は上記の5教科方式に「情報Ⅰ」が加わり、
6教科900点満点のうち620点(得点率68%)以上取ることが出来れば合格になります。
※建築都市デザイン(建築)・情報工は合格となる基準点が650点(得点率73%)、都市生活学部は630点(70%)。
■東京電機大
※クリックするとリンクが開きます
東京電機大学を卒業する学生の多くがエンジニアとして就職していることから、工学・理学の基礎となる「数学」に重点を置いた選抜方式です。
方式名の通り、なんと数学1科目の得点が100点満点であれば合格となる制度です。
対象は一般選抜(前期・英語外部試験利用・情報系外部試験利用・後期・工学部第二部)の受験者で、昨年度入試で
一般選抜(前期) 82名
一般選抜(前期・英語外部試験利用) 32名
一般選抜(工学部第二部) 6名 等々
と、計127名が数学満点選抜方式で合格しました。
数学に自信がある人にはオススメですね。

■大東文化大
※クリックするとリンクが開きます
先ほどの東京都市大と同じように、基準点を越えたら合格が保証される制度です。
学部・学科ごとに共通テストでの基準点が設けられており、
・英米文学科(3科目型)、中国語学科(3科目型)、健康科学科(2科目型・3科目型) → 53.0%
・社会経済学科(3科目型)、現代経済学科(3科目型) → 70.0%
と、学科によってかなり基準が異なるため、確認が必要です。
■産業能率大
※クリックするとリンクが開きます
こちらも東京都市大、大東文化大と同じように、基準点を越えたら合格が保証される制度です。
産業能率大の設定する合格保証基準点は、共通テストで
・経営学科、マーケティング学科
→3教科型 70%(210点/300点)
→4教科型 65%(260点/400点)
・現代マネジメント学科
→3教科型 65%(195点/300点)
→4教科型 60%(240点/400点)
となっています。

以上、いかがでしたか?
気になる大学があった人はスクールマネージャーに聞いてみましょう!
