大学院進学率の高い大学・学部

今回のテーマは大学院への進学率が高い大学と学部についてです。
みなさんの中にも、進路を考える際に「大学卒業後は大学院に進んで研究を深めたい」と既に考えている方もいらっしゃるかと思います。
そして大学院の進学率に関しては文系・理系で大きく異なり、理系学部の方が圧倒的に高くなります。
日本では一般的には文系の場合、就職活動で大学院での学び・経験が重視されにくいという理由から文系で修士号を保有している(大学院修士卒業)人は諸外国と比較しても非常に少ないようです。
理系の大学院進学においては、どのような分野が特に高いのかと言うと「理学」「工学」「農学」などが挙げられます。
ではどんな大学の理系学部で進学率が高いのか、傾向はあるのか気になるところですよね。
旧帝国大(北海道大・東北大・東京大・名古屋大・京都大・大阪大・九州大)中心に難関国公立大の理系学部では進学率70%以上のところが多くある半面、実は私立大学では同じような分野の理系学部でも進学率が大きく下がる傾向にあります。
では、そんな私立大でも大学院進学率が高いところにどんな学校があるのかを見ていきましょう。
※データは2021年5月のものになります。

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と、これらの大学では半分以上の学生が大学院進学という結果でした。
これを見て、「上智大やGMARCHの院進学率は?!」と気になる方もいると思います。

実際のところ、上智大・GMARCHはどうかというと…
上智大学 理工学部 43.5%
青山学院大学 理工学部 42.9%
明治大学 理工学部 38.6%
中央大学 理工学部 38.6%
法政大学 デザイン工学部 31.3%
法政大学 理工学部 29.8%
学習院大学 理学部 29.6%
明治大学 総合数理学部 28.9%
立教大学 理学部 28.0%
法政大学 生命科学部 27.3%
といった進学率の結果となりました。
今回は学部についてみてきましたが、同じ学部内でも学科によって進学率が大きく異なるところもあるので気になる方はスクールマネージャーに聞いてみましょう!
