試験本番で実力を発揮するには?

 

共通テストまで、もうすぐ残り100日を切ろうとしています。

 

高3生は、模擬試験が本格化してくる時期です。

 

そんな中、「普段、問題集では解けているのに、模試になると解けなくなる・・・」といった声が良く聞かれます。

 

模試や入試本番で、実力を発揮できないのは、とても悔しいですよね!

 

 

 

普段の学習で問題を解くことと、試験で問題を解くことの、大きな違いとして、「緊張」「焦り」「普段と違う環境」があります。

 

試験本番での、こうした「緊張」「焦り」「環境の違い」は、それ自体を取り除くことはとても困難です。

 

大切なのは、「緊張した中でも」「焦った中でも」「環境が違う(やりにくい)中でも」力を発揮できることです。

 

こうした、試験本番を想定した訓練を積むことも、勉強を進めるうえで大切になってきます。

 

 

「本番を練習のように…」は困難!「練習を本番のように」を心がけることで、自ずと「本番が練習のように」なっていきます!

 

 

◎緊張した中でも力を発揮するために・・・

 

「いい点を取らなくてはいけない」という気持ちが「緊張」に繋がります。

 

まずは、テキストや問題集の問題を1問1問解くことだけでなく、「1回分の試験問題を解き切る」ことを課題に加えてみましょう。

 

そうすることで、「試験で問題を解く際の課題」を見つけることができるかもしれません。

 

更にその上で「その得点を誰かに伝える」ということをやってみてはいかがでしょうか?

 

「誰かに伝えなくてはいけない」という意識が、「いい点を取らなくてはいけない」という意識を生み、試験本番に近い状況で問題を解く訓練に繋がります。

 

 

 

 

◎焦った中でも力を発揮するために・・・

 

試験本番では、「いつもよりちょっと迷う」ことが積み重なり、普段より時間がオーバーしてしまうことがあります。

 

であれば、あらかじめ時間を短縮した中で問題を解く訓練をしてみてはいかがでしょうか?

 

「いつもより制限時間が短い」という意識が、「焦り」を生み、試験本番に近い状況で問題を解く訓練に繋がります。

 

ただし、ある程度「時間内に解き切れる」ようになってからでないと、「時間内に解き切る」練習が不足してしまうので注意しましょう。

 

 

 

また、たまに「普段とは違う環境」で勉強してみるのも、「環境の違い」に対応する訓練として、良いかもしれません。

 

勉強法などで悩んでいる人は、ぜひスクールマネージャーに気軽に相談してみましょう!